母親:
「後遺症になったから出席日数が足りなくて、休学せざるを得ないとか、辞めざるを得ないという方もいたので、普通の高校を受験できるのかなと心配です。一方で、高校の学校説明会で『コロナ後遺症なんですけど受け入れてくれますか』とも聞きにくいです。
取材をすると、子どもがコロナ後遺症で学校に行けなくなったというケースが多くありました。その際、「出席停止」か、「欠席」かは、学校によって対応が異なるようです。体の不調だけでなく、精神的にも不安が募るはずですが、インタビューに答えてくれた男子中学生は未来に前向きです。
ーー将来についてどう感じていますか?
男子中学生:
「いつか治るでしょって思ってます。治らないって思ったらだめかなと思ってきたので、もうポジティブにいこうと思います」
ーー治ったら何をしたい?
男子中学生:
「治ったらやっぱり野球をやりたいですね。野球を復活したいのと、自分の体を気にせず動きたいですね」
ーー後遺症と思われる症状が出たのはいつ?
母親:「10日間で療養期間は終わりと保健所から連絡をいただいていたんですけど、その時点でも倦怠感と、頭痛、あと時々腹痛がずっと続いてたんです。
だるかったら横になっていれば良いって思うんですけど、寝ていられないくらいの倦怠感みたいで、夜中に起きてきて、『お母さん体だるい』っていうのが結構ありました」
ーーどんなふうにだるかった?
女子小学生:「なんか…大きい岩が自分の体の上に乗っている感じ」
当初はコロナの治りが悪いなとしか思っていなかったといいます。しかし、不調は1か月ほど続きました。一体何が起きているのか、不安の中過ごしました。なかなか“コロナ後遺症”と診断されず、適切な治療を受けられなかったのには理由がありました。
ーー後遺症の診断に時間がかかったそうですね。
母親:「(住んでいる)自治体では後遺症を診てくれる先生がいないんです。隣の市の病院だったらいたんですけど、その市在住の人じゃないと受け付けられませんと言われてしまって。困って探したら、ツイッターでヒラハタクリニックの平畑先生を見つけて…オンライン診療で『後遺症だね』と」
ーー娘さんを見ていてどんなことを思った?
母親:
「何も知らない人が見たら、『なんて怠けてるんだろう』って思うだろうし、私を見れば、『なんて甘やかしてる親なんだろう』って思うかもしれません。」
頭良さそう
子供は軽症で後遺症がやばいんや
ご愁傷様やで
残念ながら人生真っ暗やで君
日本社会に多様性という概念ないから理解されない
後遺症「ガチャ」なのが厄介だよな
俺の知り合いは大したことなかったけど?みたいなこと言われてるやつめっちゃ多いんやろな
海外でも終わりやろ
ワイもや
んなもんカミングアウトされた方も困るやろ
そのまま一生いきるしかないんか
アレルギー持ちなんて一生付き合っていかなアカンのやぞ
この歳からハゲは可哀想や
なんでもコロナのせいにすんなや
いや報告めっちゃでとるやん
ベトナム人「太ったね!可愛くなったよ」 日本人「えっ?」太っている方が可愛いと言う価値観がヤバい・・・ »
ーー複数の症状がでているようですが、これまで一番大変だったことは?
男子中学生:「咳ですね。咳が本当にひどくて寝れない、夜中にひどくなって寝れなかったり。喉がイガイガして喋るときもガラガラになっちゃったり」
ーー生活にはどんな支障がありますか?
男子中学生:「自転車をこぐときに頭が真っ白になっちゃって、何も考えられなくて、こげなかったことが度々ありました。なんて言えばいいんだろう…目は見えているけど意識が朦朧としていて、ウトウトしちゃうみたいな感じで。
学校では、体育の後に汗が止まらなくなって、歩けなくなり、友達に肩を貸してもらって保健室に連れていってもらいました。自分では全然暑くないと思ってても(汗が)顔からポタポタ垂れてきて、地面が水浸しになっていました。本当に怖かったです。ずっとこのままなのかなって。
文字を読んで理解しようとしたり、必死に覚えようとすると一気に疲れます。勉強とか頭を使うことをやった後に疲れてすぐに寝ちゃったりとか。立てなくてソファにぐだーってなったり」
ーー学校の反応はいかがでしたか?
母親:「学校側も、コロナ後遺症の扱いがわからなかったんだと思うんですけど、あまりにもお休みが続いてしまったので、『気の持ちようだよ』って言われたんです」