フジテレビ 政治部 総理番2年目。2019年にフジテレビに入社。青春時代はラクロスに捧げる。趣味はフェンシング。モットーは感謝を忘れない。
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翔太郎の妾にするために異動した可能性すらある
長島理紗さん
青春時代を早稲田大学・ラクロス部で過ごした後、2019年にフジテレビ入社。報道局に配属され、現在は政治部の総理番記者に。趣味は御朱印集めと筋トレ。一時はスクワットで100キロ持ち上げていたことも。座右の銘は「永劫回帰」
小さい頃からテレビを観ることが好きで、年齢を重ねるにつれてアニメから情報番組へ…という感じで観る番組が変わっていくと同時に、テレビで喜怒哀楽を作ることができるんだと思うようになりました。何か笑えるものや自分が知らない世界を提供できること、人を幸せにできることが魅力的に感じてきたんです。私は就職活動の軸として、「人を笑顔にさせる」「自分がいろんな経験をできる」「いろんな場所にいける」という3つのテーマを心に決めており、その軸すべてに当てはまったのがテレビ局でした。話すことが好きなので、実はアナウンサーを目指していた時期もありました(笑)。でも、アナウンサーより自分に合うものがあるかもしれない、と思って早々に総合職に切り替えました。他の業界では、航空系、商社も良いなぁと思って志望していましたが、テレビ局の選考時期が早く、運良く小学生の時から夢だったテレビ局から内定をいただけたので、他の企業は受けませんでした。
私は政治部に所属しているのですが、まず総理がいる官邸に行って、総理が入ってくる時間に合わせて朝8時くらいから動向を見守ります。番が回ってきた時は総理に質問を投げかけることも。総理が帰宅される19時頃に一度勤務は終了…、と思われるかもしれませんが、ここから先が大事な時間です。総理の一番側近である秘書官に話を聞くのも大事な仕事になるので、それが終わったあと深夜に帰ることが多いです。報道の部署では、2年目までは内勤というニュース番組のテロップを打ち込んだり、映像を編集する仕事を担当します。3年目から記者としての活動をスタートし経験を積んだ後に、本社で報道番組のディレクターをする…というキャリアステップの形が多いです。
大変なことは、取材先との距離の取り方でしょうか…。記者である以上、視聴者に届けるための情報を取ってこなければいけない、引き出さなければいけない。でもいきなり教えてくれるわけもなく、一方的な取材は失礼だし…試行錯誤の毎日です。こちらの都合で取材対象者の方にお話を伺うこともありますが、向こうも忙しいよな、向こうの都合もあるのに申し訳ない…と思ってしまいます。なので、私が取材先の立場だったら「嫌」と感じることはしないようにしています。相手が心地いいと思える距離で、相手の心に寄り添い、信頼されるような記者とは、と客観的に考えながら行動しています。
やりがいは自分が書いた記事がwebサイトに載ることや、コメント欄で反響を確認できることです。きちんと伝わっているという実感を得られて、やりがいになっています。
配属が必ず自分の望み通りにいくとは限らない…、ということは分かっていたので、先輩に言われた「自分の花を咲かせる場所はどこにいたって見つけられるはずだから、決めつけずに自分の魅力を引き出せる場所を探して」という言葉を大事にしていました。本当にその通りだと思ったし、もしかしたらそこで自分が知らない自分の魅力が発揮されるかもしれない! なんて思ったり(笑)。その結果、就活当時は記者の「き」の字も全く考えていなかったですが、見て、聞いて、感じたことを自分の言葉で表現する、この仕事は合ってるかもしれない、と思える仕事だったんです。
まずは、生の情報をすぐ伝えられることが挙げられると思います。災害のときはテレビを頼る方が多いですよね。災害や地震が起こったときは記者しか現場に行けないので、リアルタイムで正確な生の情報を提供できることは強みだと思います。一方、まだデジタルへの対応やSNSの導入など遅れている部分もあるので、そこはもっと取り入れて融合させていったらテレビの新しい形ができるかなぁとも考えたりします。
斜陽産業といわれるこのテレビ業界ですが、もっとテレビ自体が持つ面白さを活用していけると思っています。時代に合わせて変化していくこの世の中にいかに浸透できるか。テレビは見るものと捉えられますが、もしかしたら「触れるもの」になるかもしれないし、「匂いを感じられるもの」にもなり得る。可能性は無限大なんです。多面的に捉えて、新しいメディアの形を作っていけたらなと思っています。
それなりに「昼夜問わず忙しいだろうな…」ということは覚悟していたんです。ただ、報道記者の仕事では、取材対象者を屋内で待つ場合もあれば外で待つ場合もある。外だと気温や天気によって辛さの度合いが変わるので、毎回「晴れろ~」って思っていましたね(笑)。でも記者の仕事を始めて、いかにスキマ時間を有効活用できるか考えられるようになったし、待つことが特技になりました(笑)。
今からでも遅くないので、自分の趣味や好きなことを広げてみてほしいなと思います。面接は自分を自慢する場というより自分をアピールする場だと思っているので、何が好きなのか、普段はどんなふうに過ごしているのか、など自分の良さを出せれば良いんだと思います。たしかに体育会出身の方も多いですが、それは代にもよりますし、その人の内面がテレビ局に合っているかどうかが鍵になると思います。私も華々しい経歴なんてありませんでした(笑)。なので「自分らしさ」を大切にしていました。
Q. インターンシップやテレビ局でのアルバイトをしているほうが有利だと思いますか?
インターンに参加したりテレビ局でバイトをすると、テレビ業界について知ることができるし話せることも増えるので良いと思いますが、そういった経験がない人も実際にたくさん入社しているので、それだけが“合格の鍵”ではないと思います。実際、同期が23人いる中で、インターンに参加していたのは、5、6人だったかなと思います。
Q.テレビ業界や報道という仕事に向いている人はどんな人でしょうか?
その人らしさを表現できる人、何に対しても“ハテナ”が出る人だと思います。どんなことに対しても「それってどういうこと?」という好奇心を持っている人だと話も盛り上がりやすいですし、こちらも刺激になりますよね。特にフジテレビは引っ込み思案な人がいないというか、自信を持っている人や尊敬できる人がとにかく多い気がします。明るい人やいくつになっても夢を持っている人ばかりなんです。そういう意味では、「好奇心旺盛で積極的な人」が向いているのかな、と思います。
また、テレビをよく観ていて、その上で「テレビ業界を変えたい」と思っている学生が必要だと個人的には思っています。最近の学生は、色々なSNSを使っていますよね。それはとても大事なことだと思っていて、視聴者に寄り添うために、「どういうものにいま世間は興味を持っていて、何がブームになっているのか」という情報をキャッチアップできる手立てになると思います。より多くの人に情報を伝えるためにも、テレビというプラットフォームの可能性を探るだけではなく、新しいメディアとのかけ合わせも視野に入れていくためにそういう感度も大事になってくると感じています。
Q. 就活の面接で印象に残っていることはありますか?
面接官はバラエティだったりドラマだったり色んな部署の方が担当されるので、質問は様々でした。ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)のようにベーシックなことから、「実際に番組の企画を考えてみて!」と言われたり…、とにかく色々聞かれましたね。
Q. どんなことを自己PRとして話していましたか?
自己PRは、自分の一面だけをアピールするのではもったいないと思っていて、毎回違うことを言って色々な面を見てもらおうとしました。私は浪人生活を1年したうえで2年生から部活動に入ったんです。そうなると、本来、同い年の子たちは1学年上、大学での同級生も部活では1学年先輩、部活の同期は1学年後輩でかつ、年齢はもっと下…というややこしい状況になって(笑)。3つの世代をまたいで活動してきたこと、各世代それぞれと関係を築いたことを一番多く自己PRでは話しました。
どうしてもある会社に受かりたい気持ちが強いと、弱気になってしまうこともあると思うのですが、それを振り払うように強気な態度で臨むようにしていました。最初の自己紹介のときに、普通は大学名と名前を言うと思うんですけど、「いま・ここ・自分」を大事にしようと思って、「実は今とても緊張していますが、持ち前の明るさで頑張ります!」と率直な思いを伝えていました。
わかる。ナカザワシーシーだっけ
【画像】イマドキ女子高生達に人気のこの謎のガチャガチャwwwwwwww »
フジテレビ総理番記者の長島ちゃん🥰