次に、中学・高校生ではなく、20歳以上の成人が中・高時代にどんな部活動をしていたのかについて、現在の配偶関係別に調べてみました。
なお、ここでソロ男女と定義しているのは、未婚男女のうち「まだ結婚したくない」「結婚するつもりがない」という結婚に対して後ろ向きな層だけを抽出しています。
まず、男性を見ると、明らかに、既婚男性の「運動部」所属率が全年代通じて高く、とくに、20~30代既婚男性は運動部所属率90%近くと突出しています。
文化部割合はソロも既婚も変わりませんが、ソロ男は既婚男性より「帰宅部」比率が高くなっています。この傾向は、ソロ女と既婚女性の比較でも同様です。
つまり、男女とも、既婚者は元「運動部」が多く、いずれの部活にも所属しない「帰宅部」は、未婚のほうが多かったということになります。
やはり、運動部所属経験者のほうが結婚しやすいのでしょうか? しかし、これだけで結論付けるのは乱暴でしょう。
既婚と比べると低いとはいえ、ソロ男も運動部経験者が6割近く、ソロ女も4割以上います。
2015年に出した拙著『結婚しない男たち』にも書きましたが、実は、ソロ男と既婚男性とでは現在実施しているスポーツの種類が明確に違います。
既婚男性がよくやっているスポーツは「野球」「ゴルフ」「サッカー」「テニス」などであるのに対して、未婚男性は「水泳」「自転車」「ランニング」などです。
くしくも、これはまさにトライアスロンの競技種目になります。
ソロと既婚の違い、おわかりになるでしょうか。既婚は、誰かと一緒じゃないとできないスポーツであるに対して、ソロは1人でもできるという特徴があります。
以前、『職場で横行する、未婚者への「排除の論理」』という記事で、既婚とソロの仕事に対する姿勢の違いについての調査結果を紹介しました。
既婚は「チームでやる仕事」を好み、ソロは「1人でやる仕事」を好みます。スポーツにおいても、その傾向が表れているといえるでしょう。
こうした違いが、成人後の結婚するのかしないのかに影響を与えているのだとしたら、面白いと思います。
そこで、運動部・文化部という区分けではなく、部活の特性として、集団で行う部活なのか個人で行う部活なのかで分類してみました。
運動部では、「野球」「サッカー」「バスケットボール」などの球技を中心とした集団(チーム)スポーツと、「陸上」「柔道・剣道などの武道」「体操」など、
主に個人として競い合う個人スポーツとで分けられます(陸上でのリレーや武道の団体戦などチーム競技もありますが、全体的に個人対個人で戦う競技という意味で個人スポーツとして分類しています)。
文化部では、「吹奏楽」「軽音楽」「演劇」などは前者の集団系で、「囲碁・将棋」「文芸・漫画」「茶道・華道」などは後者の個人系に含まれます。
こちらも男性は、既婚が全年代「集団系」が多く、ソロは反対に全年代「個人系」が多いという結果でした。
ソロ女もソロ男同様ですが、既婚女性は既婚男性と異なり、20代だけが「集団系」で30代以上は「個人系」が多くなっています。
全年代通じて、「集団系」が多いのは既婚男性だけという点が興味深いです。
思えば、高度経済成長期を支えてきたのは、こうした集団力・団結力を発揮した企業戦士の男性たちでした。
そんな彼らは、1980年代までほぼ全員が結婚していたわけです。
同庁圧掛けられてコロナワクチンでコロされる監獄
それが結婚
大人になって筋トレ、サイクリング、登山してから体力も筋量も圧倒的に増えたよ
逆に学生時代にスポーツ頑張ってましたーとか言う奴に限って
大人になって全く運動もしなくなって体ブヨブヨでちょっと走っただけですぐバテる奴が多い
でも俺はいまだに独身だけど
求められてるのは運動能力そのものではなくて
運動部で仲間と培った活発なコミュニケーション能力の方なんだと思うよ
おいら吹奏楽部
中学の時吹奏楽部と陸上掛け持ちしてた
娘が高校生の時バレー部と陸上掛け持ちしてた
仕事ばかりしてるのに金が無いって親から億単位の借金でも残されたんか?
勢いでするものとはよく言ったもんだ
特進クラスで学費免除の特待生で旧帝医学部いった2人はもう結婚してるが
ハンドボールでインハイ出た一浪して駅弁医学部った末の子はまだ結婚してない
小学生の頃本気でやってたのに
ただのイメージだけど
結婚「したくもない」なんだが
勝手に脳筋バカとまぐわってろよ
こっちに構うな
それを世間じゃ結婚出来ないっていうんだよ
結婚はコイツとの生殖を独占したいと本能でする契約
はい論破
まだ分からないぞ!
首吊りしようとしたら女子高生が必死に足にしがみついて止めてくれる事もあるからな!
しかも2人だ!
どっちも
何も得るものがなく
失うだけなのに我慢w
男だけ自然界にするな
肉体を鍛える喜び
努力
社交性
礼儀
チームワーク
忍耐
上下関係
などを学ぶから
こんなことも分からんのか
右手運動部
DV男子がモテモテ
【画像】自衛隊の食事、ガチで旨そうwwwww »
「男子のモテ属性遷移」というものが、Twitterをはじめネットで話題となったことがあります。
諸説ありますが、モテる属性とは、小学生は「足の速い子」、中学生は「チョイ不良な子」、高校は「部活のスター」、
大学は「コミュ力のある子」、社会人になると「収入の高さ」などと遷移するというものです。
中学生で「チョイ不良な子」がモテるというのは、時代や地域によっても違うと思いますが、
いずれにしても小学校から高校くらいまで、スポーツなどが得意で、皆の注目を集める男の子がモテる説に多くの人は異論がないのではないかと思います。
小学生のうちは、運動会のリレー選手でアンカーをつとめるような「足の速い子」、
中学や高校に入って部活動が始まると、サッカー、野球、バスケットボールなどの人気球技種目が注目を集めるようです。
もちろん、それらの部に所属していれば自動的にモテるというほど単純ではありませんが、
今回は、中学・高校時代の「スポーツ経験と結婚」との関係性について取り上げたいと思います。
今回紹介する調査結果は、あくまでそういう相関が認められるというだけで、因果関係を示すものではないということを前もってご承知おきください
既婚男性は「運動部」が圧倒的に多いという現実
学生時代の「部活と結婚」に関係はあるのか?
https://toyokeizai.net/articles/-/319461