体育で生まれた“劣等感”は、取り返すチャンスがない!?
体育の授業がきっかけでスポーツが嫌いになるかどうかは「体育の先生との相性」も影響するのだとか。
「体育の授業では、スポーツをする楽しさよりも、体育教師に理不尽に怒られる辛さの方があまりにも大きかった(26歳女性)」
「体育の先生が熱血タイプでできるまで何度でもする方針が合わなかった。みんなの前で
見せ物にされてる気分になって苦手になりました(27歳女性)」
「体育の成績が良いがために、担当教諭が必要以上にお手本をやらせたり、
調子が悪い時には手を抜いていると怒られたりした(31歳女性)」
さらに、運動に対する苦手意識をフォローする術もなく、劣等感を抱いたまま嫌いになったという声も集まりました。
「できないのにやらなくてはいけないことが体育だと多い(27歳女性)」
「元々運動嫌いだったが、参加しないとだめという半強制感によりいやいや運動をして更に嫌いになりました(25歳女性)」
「自分ができないことで劣等感を生むが、取り返すきっかけがない(52歳男性)」
できないのに無理やりやらされるのは、体育のつらいところかもしれませんね……。
体育の授業が変われば、スポーツが好きになる?
では、「体育の授業がどう変われば、スポーツが好きな子どもが増えると思うか」尋ねました。
まず集まったのは、「選択制にするべき」という意見。
「決められた一つの種目を行うのではなく、複数の種目を用意して選択することができるようにする(21歳女性)」
「一度はどの種目も経験させた上で、自分のやりたい種目を選択式にできればいいと思います(62歳女性)」
「選択制にする。ダンス系、球技系、陸上系などから好きな項目を選べるようにする(61歳女性)」
さらに、時代に沿って流行しているスポーツを取り入れれば楽しくなりそう、といった声も。
「今、流行っているスポーツを体育の授業に取り込む(36歳女性)」
「eスポーツも体育に入れてほしい(26歳女性)」
「オリンピックでやっているような種目を主としたら、スポーツが好きになる子供が多くなるのでは…と思います(50歳女性)」
このように、さまざまな意見が寄せられました。
人との比較ではなく、個人の成長を評価するようになれば自信がつきそう
また、体育の評価の仕組みについても、こんな改善案が。
「体育の先生の指導次第かもしれない。できて当たり前という風潮がなくなるとよい(47歳女性)」
「全員の前で発表などをする場面が減ること。教師がうまくできない子に対してきちんと見てくれることが増えればいいと思っています(40歳女性)」
「他の人と比べるのではなく、前の自分よりできるようになったことで自信がつくような内容だと良いと思う(42歳女性)」
「記録を競わない。技術の向上ではなく楽しく運動することに重点を置く(40歳男性)」
比較ではなく、個人の成長にフォーカスしてみては? といった意見が寄せられました。
一方で、「昔みたいにちゃんと勝ち負けをつけてあげた方がいいと思う(42歳男性)」
と感じている人もいるようです。
女子はブルマーでハミパン
ミスでもしようもんなら罵倒叱責。
その卑屈な根性をどうにかしろ
球技ではお荷物って皆の認識だったし
興味ない、ルールしらない生徒置いてきぼりだからな
持久走と水泳は何の工夫もせずに平均以上にできた
今は歌うのも楽器も大好きだけど
球技が壊滅的で全くダメ
走る競技は問題ないけど
なんだよその山県郡教育委員会
ただやらせて放置するだけじゃなかったか
なんで炎天下の9月に朝から夕方まで体育祭の練習繰り返すんだよ
勉強は文句なく出来たから当て付けだったんだだろうな
柔道部の奴より柔道が強かった剣道部の僕(趣味は喧嘩)
ホモじゃないよ
つまり小学校からカウントすると14年間必修科目
こんな教科体育以外にない
部活の生徒、仲の良い生徒ばかり贔屓するからな
でいろいろあって45歳で始めたキックボクシングが50歳過ぎた今でも続いてるというね。
部活で運動キライになってなかったら若い時から始められたかなーってちょっと悔しい。
そりゃあ無理だわ
俺も球技苦手だった
球技苦手=どんくさい
みたいなアレが嫌だったわ
子供の参観とか見に行くと30年前と何ら変わってねえ
教師が素人だもんな
素人が素人に指導できるわけない
晒し者にしか思えんかった。
ソフトボールを投げるのが下手で全然遠くへ投げられなかった。
体育なんてテキトーでいいんじゃん本気でやりたい奴は部活でやればいいんじゃん
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「体育の授業」でスポーツが嫌いになった人は半数以上。「笑われた」「理不尽」トラウマ体験を聞いた
今回は、「体育の授業で嫌だったこと」について、具体的なエピソードを紹介します。
スポーツをすることは嫌いじゃないけど、「体育の授業」は嫌い、という声をよく耳にします。
中には、体育の授業のせいでスポーツが嫌いになった、という人も……。体を動かす楽しさを皆で共有し合うはずの体育の授業、
「体育嫌い」の人たちはどのように感じているのでしょうか。
All About ニュース編集部は、7月20~26日の期間、全国10~70代の男女500人を対象に、
「体育&水泳の授業で嫌だったこと」に関する独自アンケート調査を実施。今回は、
「体育の授業で嫌だったこと」について、具体的なエピソードを紹介します。
「体育の授業がきっかけでスポーツが嫌いになった経験はありますか?」と聞いたところ、
「はい」と回答した人は285人。「いいえ」と回答した人が215人でした。
過半数を超えた「はい」と回答した人からは、以下のようなコメントが集まりました。
「踊れないのにダンスがあった(26歳男性)」
「体型のこともあって走るのは得意ではないから、みんなで走るのは嫌いになりました(63歳女性)」
「バスケの授業で運動神経が良い人達だけで盛り上がり、一度もボールを回してもらえず辛かった(33歳女性)」
さらに、こんな“トラウマ”体験も……。
「太っていたので体操着姿を笑われた(49歳女性)」
「水泳の授業で、水着になることが嫌だった(40代女性)」
「できなくて笑われたり恥ずかしい思いをした(33歳女性)」
「運動音痴なので、団体競技で皆の足を引っ張ったり、動いている様を見て笑われたりするのが辛かった(34歳女性)」
体操着姿、水着姿、さらに運動している様子を笑われて、恥ずかしい思いをしたといった声も多数寄せられました。
https://trilltrill.jp/articles/3258657