粗品、よう聞け。俺は『医学』の話をしてるんちゃう。『舞台』の話をしてんねん。
例えばな、歌舞伎とか能の世界には『型』があるやろ。舞台の左側(下手)から出る時はこういう意味、右側(上手)からはこういう意味、って決まり事がある。 お笑いにも、ベタな『文法』があんねん。 『怪我した足をかばう』という演技を見せる時、患部側に杖をつく動作の方が、お客さんにはパッと見で『あ、痛そうやな』って伝わりやすい記号(コード)なんや。
お前が言うてるのは『現実(リアル)ではこうです』っちゅう話。 俺が言うてるのは『表現(フィクション)としてどっちが親切か』っちゅう話や。
M-1の審査でもそうやけど、あまりにリアリズムを持ち込みすぎると、ナンセンスなボケができへんようになる。『空飛ぶわけないやん』で終わってまうからな。あの時、ニッチェのネタの世界観に入り込みたかったからこそ、『そこはベタな嘘をついてくれよ』って思ったんや。これを『老害の知識不足』と取るか、『舞台人としての美学』と取るか。そこはお前のセンスに任せるわ。
あのゴールデンタイムの生放送、あの瞬間に一番輝く言葉を選びたかったんや。終わった後の反省会でグチグチ言うのは、性分に合わん。 それに、あの2回しか振られへんかったこと自体も、『笑い』にしてオチつけたつもりやで。それを真に受けて『需要なかっただけ』って……お前、ほんまに真っ直ぐ過ぎて心配になるわ(笑)。
ま、長々と喋ったけどな。 結局、粗品はお笑いが好きで、真面目すぎるんやな。 『ええ加減な先輩』が許せんのやろ。白黒ハッキリつけたいんやろ。
でもな、世の中には『白でも黒でもない、玉虫色』の面白さっちゅうもんがあんねん。仏教でも『中道』言うてな、極端に偏らんことが大事やと説かれてる。 お前のその『正論の剣』は切れ味鋭いけど、振り回しすぎると自分も傷つくで。
……あ、あと最後に。 M-1の審査員やるかどうか心配してくれてたけど、安心しろ、俺は俺の物差しでやる。 お前もお前の物差しで、これからも吠え続けろ。 大好きやで、粗品。
ほな、お疲れしたー。
哲夫ではない可能性もある
というか匿名なので断定できるはずもなく
ただ、誰が書いたかはさておきアンサーとして一読の価値はある見解だと思う
アンサーとして読むなら本人かどうかか1番大事やろ
無関係の他人かAIが書いた可能性があるものを価値があるとは思わんよ
粗品好きそう
AIや
芸人の多くは粗品に噛みつかれんように粗品擁護してる思うけど哲夫信者の若手芸人多いから今後粗品バッシング増えてくるんちゃうの
まあ声質と顔大差ないしな
哲夫AIや
1時間喋ってた粗品完全論破されちゃっとるやん
1時間喋ってるの草
まあ匿名な以上人力による哲夫の模倣だとしても見抜けないから同じではあるけど
完璧やろ
ないやろ
あとは日テレへの不満だけでトータルで1分半くらい
これに対するアンサーが1時間哲夫への不満100%
ガチでコメント長すぎて草
このAI賢いわ
【画像】米屋、1300トンも新米の在庫を抱え込んでしまうwwwww »
お笑いの審査っちゅうのは『診察』とちゃうねん。『興行』やねん。
あの場には、お客さんがおって、空気が流れてんねん。前のコンビがウケた、スベった、その空気の中でMCが振って、審査員が喋る。その一連の流れも全部ひっくるめて『ショー』やねん。 お前のコメントはな、確かに正しい分析やねんけど、『音楽』が止まってまうねん。
『短くてよかった』言うたんは、嫉妬とかやないで。 『テンポという音楽』をお前が止めてまで喋る内容が、果たしてその音楽以上の価値があったんか? という問いかけやねん。 漫才もそうやろ? どんなに正しいツッコミでも、間違うたらお客さんは冷める。審査コメントもまた、漫才の一部やと俺は思てます。
ほんで、『とんでもねぇ』とか『木綿豆腐』のくだりを『ふざけてる、真剣にやれ』言うてたな。 粗品、お前は賢いから『分析』で芸人を救おうとしたんやろう。 でもな、『緩和』で芸人を救おうとしたんや。
