各社が食品ロス削減に取り組むなか、ファミリーマートでは数値目標の達成を目指し、値下げシールのデザイン変更を思いついたという。
「キャラクターの表情を『笑顔』『号泣』『焦り顔』『困り顔』など約10パターン用意し、それに添えるメッセージも『このままだと捨てられてしまう』『私を連れていって』『私を買ってください』など表現を変えました。デザインを決めるにあたって消費者モニター調査を行ったところ、『涙目』の表情と『たすけてください』のメッセージが圧倒的に評判が良かったんです」(松村氏)
松村氏は当初、「笑顔のイラストが売り上げにつながるのではないか」と仮説を立てていた。しかし、調査では「笑顔だと販促として買ってほしいようなイメージがわく」といった声が聞かれたという。
消費者への調査では、笑顔や号泣よりも「涙目」が圧倒的に好評だった
メッセージについても、直接的な「たすけてください」よりも、やや控えめな「私を連れていって」や「私を買ってください」などのほうが好まれそうだと予想していたが、それらは「目的が食品ロス削減だと伝わりづらい」「セールやキャンペーンのように思える」と、あまり評判が良くなかった。
「『なぜ買ってほしいのかが分からない』といった声が多く聞かれました。一方、涙目のキャラクターと『たすけてください』というメッセージは、『このままだと捨てられてしまうから助けてほしい』という当社のメッセージが一番伝わりやすいと好評でした」(原田氏)
モニター調査では、多くの人が「食品ロス削減に貢献したい」「社会を良くするために何かアクションをしたい」といった意思を持っていることも読み取れたという。その意思を後押しするにも、「涙目」に「たすけて」というメッセージがベストだと判断し、このデザインで実証実験を行うことにしたそうだ。
左のほうが見やすい
左買ってまうわ、見た目のインパクトある分値下げされてる感強い
ローソンは100円引きだの200円引きだの半額だのやってるから神
なぬ!知らなんだ
セブン以外はやってるイメージ
○時以降というか期限切れが近付いたやつに貼られとるな
商品入れ換えのタイミングで貼られるけど店の判断に任されとるから店舗によっては値引きせんとこもあるし値引き率が大きい店舗もある
時間関係なしに商品の寿命次第や
17時にファミマへgoや
でも不思議なもんでそういう単純なもんやないんや
ワイが昔コンビニにいた時に毎回10個入荷して滅多に完売はせんけど安定して7~8個は売れる弁当があってある時からその弁当の発注数を8個にしたんや
そしたらなぜか5~6個くらいしか売れんくなってやっぱり毎日2個くらい売れ残るんや
そんでまた発注数を10個に戻したらまた安定して毎日7~8個売れるようになったんや
店の儲け的には10個入荷で7~8個売れた方がええから結局10個入荷で続投された
人間心理と売り上げは切っても切り離せんのや
日本人って定価販売の最後の1個って買わない傾向にある気がする、特に食品系は顕著
他の国の傾向は知らんけど
ポイ捨ての注意書きをするよりも「何時も綺麗に使っていただきありがとうございます」に変更したら効果があったみたいな
前は(こいつ値引き商品ばっか買ってるな)とか思われそで買えなかった
【画像】笑っていいとも!のラスト画像、出演者がどんどん消えてしまうwww »
なぜファミマは“涙目”を選んだのか 「値下げシール」導入の舞台裏
イラストに「たすけてください」
ファミリーマートは、涙目のおにぎりのイラストに「たすけてください」とメッセージが添えられた値下げシールを導入する。シールのデザインを変えることで値下げ商品の購入率が向上したそうだが、担当者は「当初は予想外だった」と話す。変更にいたった背景
ファミリーマートが全国での採用を決定した、値下げシールのデザインが話題になっている。消費期限の迫ったおむすびや弁当などに貼るもので、「たすけてください」のメッセージと涙目のおにぎりのイラストが描かれている。2025年3月から順次、全国の店舗に導入予定だ。
同社が2024年秋に実施した実証実験では、シールのデザインを変えることで値下げした商品の購入率が5ポイント向上した。これを受けて全国への拡大が決定、同施策により店舗における食品ロスが年間で約3000トン削減すると見込んでいる。
新デザインを決定するにあたり、イラストとメッセージを約10パターン作成して消費者モニター調査を実施しているが、同プロジェクトを牽引したサステナビリティ推進部環境推進グループ マネジャーの原田公雄氏と同グループの松村陽氏は、「予想外の結果だった」と話す。どのような経緯からデザイン変更にいたったのか取材した。
新値下げシール画像🥺
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2501/25/news049.html